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カウンセラーになれる資格?メンタルケア心理士とは―講座の受け方からメリットまで―

メンタルケア心理士って一体なに?

メンタルケア心理士とは

メンタルケア学術学会によると、メンタルケア心理士資格とは以下のようなものであるとされています。

 

この称号は、医療・福祉・教育・産業・公共サービス等での相談援助および心理カウンセリング、心理療法によるカウンセリング業務従事職やコミュニケーション向上で求められる基礎能力を有すことを証明します。

 

詳細は、下記の「メンタルケア心理士の特徴って?」で触れたいと思います。

 

受験資格

  1. メンタルケア心理士講座の受講修了をした者
  2. 認定心理士の資格保有している者
  3. 産業カウンセラー初級の資格を保有している者
  4. 文部科学省の定める4年制大学心理学部、学科または心理隣接学部、学科卒業者

 

心理学系の資格の多くは、認定心理士の資格を持っていると講座受講免除になりますが、メンタルケア心理士では産業カウンセラー資格を持っている人も講座免除になることができます。

 

ただ、講座受講免除になったからといって無勉強で受かるような内容ではなく、心理学分野の人間があまり強くない「精神解剖生理学」や「精神医科学」の分野の内容も問われるので、テキストは必須です。

 

受験までの流れ

受験日は春夏秋冬の年4回です。2015年は7月、9月、12月、3月に試験が行われます。願書の応募はだいたい1~2ヵ月前ぐらいの間に行われるので、そのぐらいの時期から注意しておく必要があるでしょう。

 

ただし、多くの人は受験資格を得るために、それ以前からヒューマンの通信講座 『メンタルケア心理士』のようにメンタルケア学術学会の認定する講座を受講して受験資格を得る必要があります(約4か月間が目安)。

 

ヒューマンの通信講座

まずは無料の資料請求をして、講座を受講するか決める必要があります。期限などはありません。受講料は49000円で、受講終了までの期間の目安が4か月間です。ちなみに、受講できる団体はいくつかありますが受講料は変わりません。

 

※ネットでテキストだけを購入する方法はありません。たまにオークションなどで出品されていることもありますが、年度が古かったり、ほとんど値段が変わらなかったりするので、結局公式サイトから購入したほうが安全です。
 

受験の内容

選択式の筆記試験と文章題の記述試験を在宅で行います。ジャンルは心理学から医学、薬学について問われるので、心理学分野を卒業した人でも勉強は必須です。

 

受験に必要な金額

受験料: 7700円

 

メンタルケア心理士の特徴って?

メンタルケア心理士の特徴はなんといっても、「精神解剖生理学」や「精神医科学」といった医学・薬学・生理化学の知識を学べる点です。

 

基本的に、臨床心理士など一部の資格を除けば、心理系資格で医学系の知識が問われることはまずありません。日本心理学諸連合学会が認定している「心理学検定」などでも、問われるのは心理学の内容だけですし、産業カウンセラーも医学分野に関してはかなり弱いです。

 

実際問題としてクライエントに対処する場合、クライエントはすでにかかりつけの精神科医や産業医に担当されていることも少なくなく、向精神薬などを処方されていることもあります。そうした時に、カウンセラーが薬については知りませんでは大問題です。

 

産業カウンセラー (資格☆はばたく)などで、産業カウンセラーのキャリアアップ資格におすすめされているように、心理学だけではなく、より身体との関係からクライエントに向き合っていきたいという方におすすめの資格です。
 

資格を得るメリットは?

まず一番に言えることは、この資格を取ったからといってカウンセラーとしての仕事が見つかるわけではありません。むしろ本格的にカウンセラーとして活躍したいなら大学院に行って臨床心理士を取るか、1年と20万円をかけて産業カウンセラーの資格を取る必要があります。

 

ただし、メンタルケア心理士は「ジョブ・カード」という厚生労働省に認定された資格の1つになっています。ジョブ・カード制度に認定された資格は一定の職業能力があることを示すものであると言えます。

 

つまり、心理学やカウンセリングについて勉強したという客観的な証拠になるので、対人援助職などへのキャリアアップも望めます。もちろん、すでにカウンセラーとして活躍している方のスキルアップにも使えるでしょう。

 

この資格を取ったからそのままカウンセラーとして仕事がもらえるというわけではありませんが、一方で、カウンセラー以外の対人援助職などを目指している場合、心理学を学んだことを示すジョブ・カードとして求職の際に役立つ可能性のある資格とも言えるでしょう。
 

メンタルケア心理士の合格率は?

公式の発表によると、合格率は例年40%前後です。自動車普通免許の合格率が70%未満程度なので、資格試験の合格率としては少し低めだと言えるでしょう。

 

ただ、問題がものすごく難しいというよりは、「受験資格が緩い」「受験料が安い」といったように受験者の制限が緩いため、あまり勉強をしないまま受ける人が多いことで、合格率が低くなっているように思います。

 

たしかに、産業カウンセラーになっていたり、心理学系の大学を卒業していると心理学についての知識はある程度持っていると言えるのかもしれません。ですが、メンタルケア心理士では、何度も述べているように医学系の知識も問われます。

 

ちゃんと通信講座のテキストなどを読み、心理学の知識を見直すだけでなく、医学系の知識を新たにインプットしていく必要があるでしょう。

 

もう少し詳しく知りたい方は、ヒューマンの通信講座から資料請求をしてみるといいでしょう。メンタルケア心理士の公式サイトの情報は少し分かりにくいですし、こうした講座の資料を読んだほうが理解しやすいかと思います。資料は無料で請求することができます。