産業カウンセラー資格の取得から求人まで

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産業カウンセラーを取得した人のその後のキャリアアップ向け資格

産業カウンセラーが更なるキャリアアップを目指すための資格としておもに2つのルートがあるかと思います。メンタルヘルス対策とキャリアコンサルティングです。

 

そこで今回は、それぞれの分野に関わる諸資格の概要についてご紹介します。
 

メンタルヘルス対策に関心のある方

臨床心理士

大学院を修了する必要があり、どうしても取得が難しい資格の1つでもありますが、やはりメンタルヘルス対策、特にケアではなくキュアを志向する方にとっては最も有用な資格である事には違いありません。

 

特にスクールカウンセラーなど産業場面以外に活躍の場を求める方にとっては必須の資格と言っても過言ではありません。

 

現在では、放送大学大学院のように通信制で受講できる大学院や、夜間に受講できる社会人向けの大学院などもあるため、大学院進学も昔に比べればだいぶ敷居は低くなってきたように思います。もしも、強い関心がある方はこういった大学院への進学を考えるのも一つの手でしょう。

 

興味のある方はこちらから臨床心理士を取得できる通信制の大学院を探してみて下さい。

 

心理相談員

産業カウンセラーの方には言うまでもないことですが、厚生労働省によって「トータル・ヘルス・プロモーションプラン(THP)」という健康増進対策が取り入れられました。心理相談員は、その中でも身体面の健康増進と並んで、主にストレス対策の担い手として作られた資格です。

 

受験資格には保健師の資格や心理系の4年制大学を卒業した者などの制限がありますが、産業カウンセラーの資格を持っていると、この受験資格を得ることができます。

 

・3日間の研修で取得→心理相談員の名称で指導者登録可能になる

・受講料は約47000円(会員なら42000円)

・取得するメリットは大きくないが、心理相談員として活躍したい人向け

 

※たまに、公共機関で「心理相談員」という職種の求人がありますが、それはここで言う心理相談員とは別物です。どちらかというと、臨床心理士的な役割が求められる職務ですので、ご注意ください。

 

詳細は中災防:心理相談専門研修(心理相談員養成研修)のサイトを参照してください。

 

メンタルケア心理士

「臨床心理士になるのは難しいけど、それでもより“キュアに近い心理学”を学びたい」という方には、メンタルケア心理士という選択肢もあります。産業カウンセラー資格を取得していれば、受験資格を得ることができます。

 

産業カウンセラーで学習したカウンセリングの基本技法以外にも、精神解剖生理学、精神医科学の知識などが問われるので、よりケアに特化した、そして医学寄りの資格だと言えます。

 

・選択式・記述式試験の両方に合格することによって登録可能

・受験料は7700円

・取得するメリットは大きくないが、よりメンタルケアの知識の研鑽を深めたいという方に

 

興味のある方は以下の記事を参照してください。

 

キャリア分野に進みたい方

キャリア・コンサルタント

厚生労働省では、近年、キャリア・コンサルティングを行える人材の育成に力を入れています。そのため、現在ではキャリア・コンサルタント、キャリア・カウンセラーを育成する過程が数多くある状態です。

 

キャリア・コンサルタント資格には、国家資格の「キャリア・コンサルティング技能士」という資格がありますが、この資格の取得には厚生労働省が認可した民間資格のキャリア・コンサルタント資格を取得している必要があります。

 

ですので、ここでは「厚生労働省キャリア形成促進助成金」対象に認定されたそれらの民間資格を取り上げ、一覧にしてご紹介したいと思います。

 

公益財団法人日本生産性本部認定キャリア・コンサルタント資格試験

キャリア・コンサルタント試験(産業カウンセラー協会)

TCCマスター・キャリアカウンセラー認定試験

CDA資格認定試験

日本キャリア・マネージメント・カウンセラー協会認定キャリア・コンサルタント資格試験

財団法人関西カウンセリングセンターキャリア・コンサルタント認定試験

GCDF-Japan試験

株式会社テクノファ認定キャリア・カウンセラー(キャリア・コンサルタント)能力評価試験

ICDS委員会認定ICDSキャリア・コンサルタント検定

NPO生涯学習キャリア・コンサルタント検定試験

 

いずれかの団体でキャリア・コンサルタントとして認定されることで、国家資格のキャリア・コンサルティング技能士への道が開けます。キャリアへの道に進みたい方はぜひ検討してみると良いでしょう(※ただし、キャリア・コンサルタント試験には一定年数以上の職務経験が必要です)。

 

ちなみに、産業カウンセラーを取得している人の多くは、そのまま協会のキャリア・コンサルタント試験を受けるかと思います。その場合、一般の人よりもだいぶ割安で講座を受講することができ、2010年以降に資格を取得している場合は実技試験が免除になります。

 

詳しいことは協会のキャリア・コンサルタント試験についてのページを参照してみてください。