産業カウンセラー資格の取得から求人まで

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産業カウンセラーを目指す人は絶対読んでおくべき一冊『資格★はばたく 産業カウンセラー』

産業カウンセラーってどんな資格?何をするの?どんな人が受けているの?どんな問題が出るの?どんな場面で役立つの?etc……。

 

それらの疑問に一冊で答えてくれる本があります。それがNHK出版の『産業カウンセラー』です。

 

産業カウンセラー 2011年10月 (資格☆はばたく)

 

こちらはNHKのEテレで放送された産業カウンセラー資格に関する情報をまとめた一冊です。以下の4テーマに沿って産業カウンセラー資格について解説しています。

 

1. 産業カウンセラーとはどんな仕事か?

2. どんな試験をどんな人が受けるのか?

3. どんな勉強をすれば合格できるのか?

4. 産業カウンセラーの模擬試験を受けてみよう

 

特に読んでいて興味深かったのは、2の「どんな試験をどんな人が受けるのか?」の項目です。たとえば、産業カウンセラー資格の取得時の動機として上位5つに上がったものを見てみましょう。

 

産業カウンセラー取得の動機

①心理学やカウンセリングの勉強をしたかった

②心の問題を抱えた人を広く援助したかった

③カウンセリングに関わる仕事に就きたかった

④勤務先での自分の領域を広げたかった

⑤自分自身の生きがい、ライフワークとしたかった

 

よく、資格取得の目的と言えば「自身のキャリアアップ」や「求職の幅を広げるために」という目的が聞かれますが、産業カウンセラーを目指す人は①心理学やカウンセリングの勉強をしたくて、⑤自分自身の生きがい、ライフワークとしたくて受験する人も多いようです。

 

産業カウンセラーに対して、単純な資格以上のものを見出している人が多いことがうかがえます。

 

ところで、産業カウンセラーの特徴として、すでに一般職に就いている方が多いというものがあるのですが、彼らは一体どんな職に就いているのでしょうか。性別ごとのランキング結果があります。

 

男性

①管理職

②カウンセラー

③一般事務職

④人事労務職

⑤営業販売職

 

女性

①一般事務職

②保健・看護職

③カウンセラー

④人事労務職

⑤管理職

 

すでにカウンセラーの人も一定数存在しますが、ほとんどの人はそれ以外の職務についていることがうかがえます。管理職や人事労務職のように、産業カウンセラー資格がすぐに役立つ人もいれば、事務職のように一見関連性の薄いように見える職からも受験する人がいるようです。

 

「現職では関係の無い仕事に就いていても、資格を取得後は現職を退き、カウンセラーとして活動したい」と考えている人が一定数いることも影響が大きいのかもしれません。

 

講座を受講している最中の人の参考にも

また、同書内では、産業カウンセラーとはどんな仕事か、どんな事例に出会うのかが実際の産業カウンセラーの事例をもとに紹介されています。特に、実際に人事職などカウンセラー以外の職務についている方がどのように産業カウンセラー資格を役立てているのかを紹介されており、参考になる点も多いかと思います。

 

そして、産業カウンセラー試験を受験したい人にとって重要なのが3の「どんな勉強をすれば合格できるのか?」と4の「産業カウンセラーの模擬試験を受けてみよう」の情報です。特に4に掲載されている模擬試験については、試験を間近に控えた人にとってはとても重要です。

 

現在試験に向けて勉強するためには、協会の出版している「厳選問題集」を購入するしかありませんが、それでも慣れてくると問題不足に感じてきます。こういった模擬試験の問題を少しとはいえ練習できる点は非常に有用です。

 

また、そもそもどうやって勉強したらいいのか分からないという人向けのコンテンツも書かれているので、こういった試験勉強が不慣れな方はぜひ一冊手に取っておくとよいでしょう。

 

産業カウンセラー資格を取得しようかどうか迷っている人、産業カウンセラー講座を受講中の人、いずれにとっても必読の一冊だと思います。

 

産業カウンセラー 2011年10月 (資格☆はばたく)

産業カウンセラー 2011年10月 (資格☆はばたく)