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産業カウンセラーの試験勉強と試験対策方法

受験の体験談

学科試験Ⅰについて

私のごく個人的な体験から言えば、学科試験Ⅰはけっこう難しかったです。8割程度は教科書の丸暗記で何とかなりますが、それ以上になると、丸暗記に加えて+αの知識が求められます。私は心理系の大学院を修了していましたが、正直なところ「心理学以外の人はこの問題が分かるのだろうか」と思う問題もありました。

 

少なくとも、テキストだけでは解けない問題があることは確かです。「合格の基準は7割程度で大丈夫」と言われていますが、逆に言えば、テキストに書いてある問題を落とすと合格の確率が一気に低くなるということでもあります。それと、本番の問題は厳選問題集の問題よりもかなり難しいです。ですので、「厳選問題集は完璧だから本番も大丈夫だろう」と侮らずに、出来る限りテキストを覚えていきましょう。

 

学科試験Ⅱについて

学科試験Ⅱは正直なところ、私はほとんど苦労しませんでした。受験者の多くの方が「どんなふうにでも受け取れる文章で、どれも正解じゃないか」と言いますが、それは違います。論理的に解いていけば、確実に答えが分かるようになっています。

 

たとえば、「CL10~13の間にクライエント(CL)が気づいた自身の感情について答えなさい」という問題があったとします。そこでCOとCLの会話文を見てみるのですが、どの回答の選択肢もCLの発言の全体を見ると、どこかに出てきている感情について触れています。そのため、選択肢だけを見ると、どれも正解のように見えてしまうのです。

 

ただ、問題文は”CL10~13の間に”となっているので、それ以外の部分で触れられた出来事や感情に関して排除していけば、おのずと答えは見つかるようにできています。必ず問題文とCL(CO)の発言を追っていけば解けるようになっているので、諦めないことが大事です。

 

実技試験について

私は実技試験を免除になっているので、実技試験の概要については知りません。状況を知りたい方は、産業カウンセラー試験応援ブログに詳しいので、そちらを閲覧してみると良いでしょう。

 

私は実技試験免除になりはしましたが、正直なところ、講座のカウンセリングを上手くできていたわけではありませんでした。加えて、提出物の評価も一度もAをとったことがありません。ですが、1つだけ自信を持って言えることは、「クライエントが言ったことか自分の意見かを必ず区別するように努力した」ということです。

 

講師の方からの総評も「客観的にCLの感情や考えと自分の意見を区別し、捉えられる点が優れている」という評価だったので、CLの発言の意図は何か、CLに現れた感情は何か、その時カウンセラー(CO)は何を感じたかetc……を捉えられれば、実技試験免除になる可能性は高いと言えるでしょう。

 

余談ですが、私が講座を受けていた時に「提出物の評価が良ければ実技免除になるよ」という噂があったのですが、デマだったみたいですね。正直なところ、私が言っていることも本当かも分かりませんので、講座中は試験免除などに惑わされず講座に集中し、自分の意見をしっかりと持つことが大事です。

 

現役のキャリアカウンセラーの方が行っているロールプレイ動画が参考になるかと思いますので、掲載しておきます。

 

 

受験勉強用の方法とサイト

初級者

最初はテキストを一度通しで読んで、そのあと過去問を解いてしまいましょう。念のため書いておくと、過去問(協会の販売している厳選問題集)は必須です。産業カウンセラーの問題には独特のクセがあるので、過去問でそのクセに慣れる必要がありました。

 

そして、基本的に何度か通しでやるべきです。ちゃんと解説を精読し、間違えた問題はテキストで確認。ここまでにかかる時間は40時間程度でしょうか。これだけでは不十分かもしれません。もしも不安がある方は以下のリンク先を参考にしてみて下さい。

 

中級者

産業カウンセラー学科試験対策 講座
学科試験用に、テキストの重要な部分だけを抜きだし、まとめたサイトです。これだけ読んでもある程度流れは追えますが、難問を解くにはテキストと合わせて読んだ方がお勧めです。

産業カウンセラー試験~学科試験まとめ編~

関連する単語だけをまとめたサイトで、文章で流れを終えないような作りになっています。テキストを読み終えて、自分がどのぐらい単語同士の関連を覚えているかの確認に役立ちます。このサイトの単語間の関連性が分かるようになれば、ほとんど勉強は完了したも同然です。


心理学情報サイト:psych lab
産業カウンセラー用ではありませんが、カウンセリング理論の概説の紹介や、それぞれの療法に関する記述などがあります。産業カウンセラー用のテキストなどで分かりにくい部分があったら、こちらで学習するのもいいでしょう。

 

上級者

産業カウンセラー試験応援ブログ
本番とは違い、わざと記述試験の問題風に産業カウンセラーの問題を作成、掲載されています。かなり難易度は高く、重要事項については丸暗記するぐらいの知識を求められますが、ここの問題ができるほどパーフェクトに覚えていれば、本番も危うげはないでしょう。仕上げにはもってこいのサイトです。